ことらの療養から今日まで
 
6月
 
右側の囲いを取って光を入れてあげました。       よーく太陽の光が差し込んでますね。
ちょっとびっくり

 
窮屈そうなので、箱も取りました。           外を見てます。

 
 リラックス                        手前がとらちゃん、奥のゲージにことらがいます。

7月
 

 左の囲いも取りました。                風が入って気持ち良さそう                

 
手前、とらちゃんとおばちゃんです。   

8月2日(火)

昨日から、何処かが痛いのか、怒ったように鳴いてまして、今日の朝もお店に来たら、
変わらず、鳴いてたので、手術をしてもらった病院に連れて行きました。

この子は大変な子なので、先生の触診は出来ません。
預けてまた夕方、連れに行きました。
普通なら骨が付いてるはずなのに、レントゲンを見ると
逆に前よりも開いてるように見えました。
炎症を抑える薬を1週間分頂き、一週間後直らなければ、
もう一度手術ですが、その場合大変な手術になるみたいです。

 
具合が悪くなって、病院の薬を飲んでる期間のことらですが、
痛いのか、トイレの砂の上が良いみたいで、殆どここにいます。
でも、薬は美味しいのか、じょうずに飲んでくれました。

8月10日(水)
ことらがしっかり薬を飲んでくれたので、
鳴かなくなったし、トイレにも入らなくなりました。
病院で、整形外科の先生の言葉では、本人(ことら)が痛くなければ、
少し歩きがぎこちなくても、このままでいいと思いますと言われました。
ショックもありましたが、ほっとした部分もありました。

良くなったら、この子は外に出してあげなくてはと思ってましたが、
ここでこの子をずっと見て行くんだなと思いました。

この子は5年間ずっと野良で外でびくびくして生きて来ました。
可愛い顔をしてるのに人に懐かないので、家猫にはなれずに、
雨、風、寒さ、餓えに耐えて来ました。
ただ、家のとらちゃんだけには親のように慕ってきて、
5年前、ことらが赤ちゃんの時に、
お店の側溝で鳴いていることらを、とらちゃんが心配そうに見てました。
私が何とか捕まえたのですが、手を噛まれ逃げて行ってしまいました。

それ以来顔を見せなかったのに、
それから3年後にとらが、またこの子を連れて来ました。
一目でその時の子だと分かりました。
眉間にある、オレンジ色のひし形の印が、小さい時のままでした。
それからとらちゃんと一緒なら、お店に入るようになりましたが、
戸を閉めるとパニックになるので、外にダンボールでお家をつくってあげて、
そこで寝てました。もちろん触る事も、だっこも出来ないままでした。

今回の事故は大変でしたが、
ことら自身が、ここ(ゲージ)が、自分の家だと思っているみたいで
戸を開けても出ようともしません。
今は触っても絶対に起こらないし、噛んだり、引っ掻いたりしません。
それどころか、自分からなぜてと、目で訴えて来ます。
最近はとらちゃんが、横に来て寝たり
ことらのゲージの中にある、おもちゃのネズミを取ろうと、手を入れたりしてます。

このまま歩きの悪いことらを、外に出してあげても、
他の野良の攻撃、交通事故、雨、寒さに耐えられるであろうか・・・心配です。
私には、もう信頼してくれてますが、他の人にはまだまだの子なので、

ことらが自分から、出たいと言う意思表示を出すまでは、ここにいてほしいと思います。
ゲージの中だけでは可愛そうなので、ひもで散歩したり、
お店の中だけでも、自由に出来たら良いなと思いますが、
何分、人に慣れない子なので、難しいですが。

 


ことらと話せたら、いいのになぁ。

「あなたのこれからは、どうしたいですか、今幸せですか?」
 
「 ・ ・ ・ 」